「しあわせ家族空間」というコンセプトのダイハツ『タント』は、2013年に3代目が発売されていますが、子どもがいるファミリー層に絶大な人気を維持し続けている軽自動車です。

ママに人気があるポイントは、落ち着いたデザインと広い室内空間、ワイドに開くスライドドアです。

ミラクルオープンドア+超ロングスライドが便利

『タント』には両側スライドドアが装備されていますが、その特徴は、助手席側のスライドドアがピラーレスになっている「ミラクルオープンドア」。

ピラーとは前のドアと後のドアを開けた時に真ん中にある柱のことで、タントの助手席側にはそれがありません。前後ともドアを開けると開口幅は1,490mmとかなりワイド!
しかも前席を前にスライドできる幅が大きく、真ん中のピラーがじゃまにならないので、チャイルドシートを取り付ける時や子どもの乗り降り、寝てしまったお子さんを抱っこしたまま乗せる時など、ママをサポートしてくれる嬉しいデザインです。

小さなお子さんが傘をさしたまま車内に入ることもできちゃいます。

この広い開口部のおかげで、荷室からではなく助手席ドア側から自転車などの大きな荷物を乗せることも可能です。

後部座席も左右別々にスライドできるので、スライドして広がったスペースにベビーカーを積んだり、お子さんが後ろに乗車している時はシートを寄せてケアできたりと、場面に合わせて多様に使うことができます。

L以外のグレードには、助手席側にスイッチを押すだけで開閉できるパワースライドドアが標準装備されています。

ポイントが高い、細やな配慮!

助手席の上部に後ろの席に乗り降りする時につかまることができるグリップがついていたり、助手席の背もたれを水平になるまで前に倒すとその背面がテーブルとして使えたり、また後部座席のガラスには格納式サンシェードが標準装備と、ママには細やな配慮が嬉しいところ。

ボックス類などの収納も充実しています。

安心の安全装備

幅広いグレードに「スマートアシスト」が装備され、衝突回避機能や横滑り防止装置、誤発進抑制機能、ヒルスタートアシスト機能(坂道発進の時に後退を抑制します)などが備わっていています。

タント』はカラーバリエーションが豊富で、やさしい色合いの2ト-ンも揃っています。旧型の2代目のタントは助手席側にしかスライドドアが装備されていないので、中古車を購入する時のポイントとなりそうです。



タントの中古車


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