キャンピングに最適 ダイハツ ハイゼットカーゴ

55年の歴史を持つハイゼットカーゴ

ハイゼットカーゴは、1960年のデビューから55年もの長い歴史を持つ、ダイハツが誇るロングセラーの軽商用車です。

現行車種は、2004年に登場した通算10代目となるモデルです。

登場から10年以上経過していますが、複数回のマイナーチェンジを受けており、新型車種並みとまではいかないまでも、装備面や性能面の充実が図られています。

広大な荷室空間が魅力

ハイゼットカーゴの最大の特徴は、カーゴという名に恥じぬ荷室空間の広大さです。

リアシートを足元に折りたたむことで完全にフラットな荷室がつくれるようになっており、運転席や助手席に乗車可能な状態のままでも、実に1860mmもの荷室長を確保することができます。

しかも、室内幅は1315mm、室内高も1235mmを確保していることから、荷室にキャンプ用のロールマットあるいはエアマットなどを敷き、寝袋や毛布を使って快適に就寝することが可能です。

就寝時の人数については、大人2名であれば余裕ですし、小さな子どものいる家族の場合は川の字になって3名でも快適に休めそうです。

また、前席を併用することで(その場合、前席のシートバックを倒し過ぎないという前提条件がつきますが)、大人4名であっても就寝することも可能です。

さらに、器用な人であれば、ホームセンターやカー用品店などで入手できる資材(ベニヤ板やクッションマットなど)を使って、荷室空間に折りたたみ式のベッドを自作し、簡易式のキャンピングカーに仕立てることも可能です。

最新モデルより燃費性能は劣るが車両本体も税金も安い

一方、性能面について見ていくと、ハイゼットカーゴの現行モデルの燃費性能は、最高で17.2km/L(JC08モード)となっており、20km/L台の後半を叩きだす最近の軽乗用ワゴンと比べるとやや見劣りします。

しかしながら、車両本体価格が93.6万円(スペシャル・5MT・2WD)からというリーズナブルな価格設定は、他の軽ワゴン車と比べて非常にお得感があります。

加えて、税法上は軽貨物車に区分されるため、軽乗用車よりも税額が大幅に低く抑えられる点もメリットとなります。

最新の装備や性能をまとった新型車種も魅力ですが、車両本体価格が150万円を超す車種やグレードが珍しくないなど、どうしても価格設定は高めとなります。

そういった中において、ハイゼットカーゴはリーズナブルに購入でき、気軽に軽自動車を使った車中泊やキャンプを楽しめる異色の車種としておすすめしたいと思います。



ハイゼットカーゴの中古車


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