芝桜と湖と博物館と・よくばりドライブ
ルート説明

  • ルート
    A:網走市→B:ひがしもこと芝桜公園→C:摩周湖第三→D:第一展望台→E:硫黄山→F:川湯駅前→G:屈斜路湖砂湯→H:美幌峠→I:博物館網走監獄→J:網走市
  • 所要時間  約9時間30分

6月上旬、くもり時々晴れ。

網走市から近い芝桜の名所が満開の時期に、大学時代の友達と2人でドライブに出かけます。

その後道東の代表的な2つの湖を巡り、また網走の有名な観光スポットにも立ち寄るコースです。

8時30分に出発です。

ピンクの絨毯 ひがしもこと芝桜公園

網走市から「ひがしもこと芝桜公園」までは車で40分ほど。

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満開という情報を得ていたのでワクワクしながらのドライブ、期待感が高まります。

早い時間に到着したにも関わらず、駐車場にはすでにたくさんの車。

この公園は約10万㎡という敷地でとにかく広いのですが、その丘一面が芝桜に覆われています。

下から見上げると、斜面がまるでピンク色の絨毯のよう。

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ピンク色にも濃淡があり、またところどころに白い芝桜がアクセントになっています。

丘には階段や遊歩道があり、上まで登って見下ろすと、右を見ても左を見ても芝桜の大パノラマ!平坦な場所ではなく、丘に咲いているからこそ見ることのできる景色だと感じます。

傾斜に合わせて芝桜が波打っているかのようにも見え、一輪一輪は本当に小さな花なのに、これだけ咲き乱れていると圧巻の絶景です。

霧の摩周湖 !? 摩周湖第三・第一展望台

「摩周湖」 までは藻琴山を越えるため峠道を走り、中腹にある「ハイランド小清水725」というレストハウスにちょっと寄り道をすることに。

名前の通り、標高725mの場所にあるようです。

くねくね曲がった道が続く峠のドライブはあまり得意ではないのですが、だんだんと眼下にきれいな景色が見え始め、テンションが上がります。

レストハウスに着いて中に入るとレストランと小さな売店があり、また展望テラスからは屈斜路湖を眺めることができます。

「こっち側から見る屈斜路湖もきれいだねー!」と感激しつつ、峠を下って摩周湖展望台へと車を走らせ、まずは標高が高い位置にある「第三展望台」へ。

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こちらの展望台は駐車場が小さく、観光客も少なめです。

霧がかかりやすいとされる摩周湖ですが、今日は霧がかかっていないものの雲が多い空・・。

それでも近くの湖面を真上から見ると、世界で2番目という透明度の高さがわかる深い青。

またこの展望台からは、中島が近くに見えます。続いて「第一展望台」へ。

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駐車料金が500円かかりますが、売店などもあり観光客の数も多めです。静かな青い湖面と正面に見える摩周岳、そして中島がぽつんと浮かぶ摩周湖は、実に美しい湖だと感じます。

活火山の硫黄山観光、 川湯駅前のカフェで休憩タイム

第一展望台から20分ほど車を走らせて、「硫黄山」に到着。

こちらの駐車料金は、摩周湖第一展望台との共通券になっています。

遠くからでもモクモクと上がる白煙を確認することができるのですが、噴気地帯のすぐ近くまで歩いていくと、山肌の噴気孔から勢いよく吹き上がる蒸気が見え、強烈な硫黄のニオイ。

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活火山の迫力を感じます。次に、車で2分ほどの「川湯駅前」へ。

弟子屈町の川湯は有名な温泉地ですが、今日は温泉ではなく駅前にある「森のホール」というカフェが目的。

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昭和初期の建物をリフォームしたというオシャレなカフェで、店内にはケーキや焼き菓子を販売しているスペースとカフェスペースがあり、天井が高くて素敵な雰囲気です。

私は「フルーツロールケーキ」を注文し、ゆったりと落ち着ける空間で休憩タイムです。

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屈斜路湖湖畔で 砂湯体験

温泉の香りを感じつつ川湯温泉街を抜け、屈斜路湖畔へ向かいます。

屈斜路湖はカルデラ湖としては日本で一番大きな湖で、湖畔にはいくつかの湖を見るポイントがありますが、私たちは「砂湯」へ。

こちらは砂を掘ると温泉が出てくるという不思議な場所。

数人の観光客が砂を掘っており、私達も試しに掘ってみると、10センチほどで温かい温泉が・・・!

全身が入るほど大きく掘るのは難しいと感じますが、結構深い穴を掘って足湯を楽しんでいる人もいます。

大きな穏やかな湖を眺めるというよりも、砂湯に夢中になってしまいます。

眺めが素晴らしい 美幌峠

湖畔沿いの道から美幌峠を登り始め、頂上付近の「道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠」へ。

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峠といっても道幅が広く走りやすい道で、登るほどに屈斜路湖の全貌が見えてきます。

道の駅の駐車場に車を停め、すぐそばの長い階段を上って展望台へと向かいます。

息を切らしながら展望台に着くと、雄大な屈斜路湖が一望!湖畔から見るよりも、その大きさを実感することができます。

遠くには硫黄山の姿も。道の駅の広い売店でしばらくお土産探しをして、最後の観光スポットに出発です。

リアルな 博物館網走監獄

網走中心部へ戻る途中の郊外にあり、前から一度訪れたいと思っていた「網走監獄」へ。

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市街地に入ると交通量も増えるので、ちょっぴり運転にも気を遣います。

「網走監獄」は実際に網走刑務所として使用していた建物が保存されていて、煉瓦造りの門も重厚感があります。

博物館内は獄舎の生活がリアルな人形を使って再現されており、豊富な資料も展示されていて、当時の様子がよくわかります。

人形はリアルすぎて怖いくらい・・。

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中央見張所から5方向に放射状に広がる舎房など実に見ごたえがあり、勉強にもなる施設です。

広い敷地に建物が点在しているので、残念ながら全てゆっくりと見て回るには時間が足りませんでした。

1時間あまりの滞在で閉館時間となり、帰途につきます。

網走市中心部までは約10分で、18時10分過ぎに到着です。

途中2つの峠を越えましたが、どちらとも走りやすい道で、頂上では美しい景色を見ることができました。

芝桜に始まり美しい湖や自然に触れ、最後は勉強にもなる博物館見学と、内容盛り沢山なドライブとなりました。

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