本部半島 王道観光ドライブ ルート説明

  • ルート
    A:ホテル→B:瀬底島(瀬底ビーチ)→C:きしもと食堂本店→D:今帰仁城跡→E:フクギ並木→F:沖縄美ら海水族館→G:ホテル
  • 所要時間  約9時間30分

沖縄本島の本部半島は、美ら海水族館をはじめ、人気のテーマパークや観光スポットが点在する地域。

本部半島の西海岸を北上して沖縄のマストな観光スポットを巡り、帰り道は、「沖縄そば街道」と呼ばれる本部半島の真ん中を走る県道84号をドライブするコースです。

天気はくもり時々晴れ。朝9時に出発です。

透明度の高い 瀬底ビーチ

ホテルを出発して空を見上げると、雲の間から時々太陽が顔を出す天気。

海沿いを走る国道449号は、道幅が広く爽快なドライブができる道ですが、なかなか快晴の下の真っ青な海に出会えません。

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それでも「あっ今、太陽が出たよ!」と駐車場に車を停めては、何度も海を眺めながらドライブを進めます。

天気によって刻々と海の青さが変化する中、まずは沖縄県内でも有数の美しいビーチと言われる「瀬底ビーチ」へ。

瀬底大橋を渡り島の西に位置するビーチに着くと、先客は観光客が3人だけ。海のブルーが美しいことはもちろん、感動的なのはさらっさらの白い砂。

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日が差すとまぶしいほどの白砂と海のコントラストが本当に美しい!遠くには伊江島や水納島の姿を望むことができ、あまり人がいない冬のビーチも素敵だなと思います。

沖縄そばの老舗 きしもと食堂

再び瀬底大橋を渡って、7分ほどで「きしもと食堂本店」へ。

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1905年創業の沖縄そばの老舗です。

駐車場に車を停めて店に近づくと、お世辞にも立派とはいえない老舗感漂う外観。11時の開店と同時に店内に入ります。

メニューは、「そば大」「そば小」「ジューシー」の3品だけ。

何とも潔い!店内は壁一面にサイン色紙が飾られ、さすが有名店という印象です。

注文をしてすぐに出てきたそばは、かつおだしが効いたスープともちもちとした麺が実に美味しい・・。

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奇をてらっていない昔ながらの味わい深い沖縄そばだと感じます。

あっという間にスープまで完食して店の外に出ると、7、8人の行列が。

開店前に並んで正解でした。充電完了し、次の目的地へと向かいます。

世界遺産 今帰仁城跡

食堂を後にして内陸の道に入ると、車の数も少なくスムーズに「今帰仁城跡」に到着。

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ここは沖縄の世界遺産の1つで、14~15世紀に最盛期を迎えた北山王の居城跡。

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グスクの正門である平郎門から入ると、日本一早いとされるカンヒザクラの木が並んでいます。

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まだポツポツと数輪咲いているだけですが、濃いピンク色が可憐な桜です。

城壁の長さは約1.5㎞といわれているそうで、上から見ると曲線を描いて積まれた石垣は見事。

難攻不落の城といわれた所以がわかります。

広く囲われた堅牢な城壁を見ると、「かなり権力のある王だったのだろう・・」「さぞ立派な城があったのだろう・・」などと想像が膨らみ、歴史ロマン満点です。

昔ながらの風景 備瀬のフクギ並木

今帰仁城跡から15分かからず、次の観光スポット「備瀬のフクギ並木」へ。

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レンタサイクルがありますが、歩いて集落を回ることに。

かつては防風林として植栽されたフクギが成長し、集落には約2万本ものフクギがあるのだとか。

普段フクギの木を見ることはないので珍しく、触ってみると葉はかなり厚みがあり幹はものすごく固くて頑丈。

集落一帯の細い路地がフクギ並木で覆われていて、縦横無尽の緑のトンネルのよう。

木漏れ日が差し込む並木道を歩いていると、ゆっくりと時間が流れているようで心が落ち着きます。

迷路のような路地を歩き、路地を抜けるとそこには伊江島を臨む海。

沖縄の原風景を残すフクギ並木に癒され、ゆったりとした時間を過ごしました。

大人気スポット 沖縄美ら海水族館

5分ほどの移動で、すぐに「沖縄美ら海水族館」に到着。

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駐車している車の数は多いものの、駐車場の数が多いので楽々停めることができます。

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水族館に入ると、外国の観光客を含めたくさんの人が・・。

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やはり沖縄を代表する大人気スポットです。

一番の見どころである「黒潮の海」の水槽では、ジンベイザメやマンタがダイナミックに泳ぐ姿に釘付けになります。

ちょうどジンベイザメのエサタイムの時間に遭遇。

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大きな身体を縦にして、ガバガバと豪快に大量の水とともに餌を吸い込む姿は迫力満点!「うわー!すごーい!!」と歓声を上げてしまいます。

またカラフルな熱帯魚やサンゴの水槽を見ると、沖縄の海の中を体感した気分。

一通り水族館を見てから、次は水族館の屋外施設へ。

イルカのショーやウミガメ館などを見て回り、最後はエメラルドビーチまで歩いて行きます。

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人口ビーチですが、名前の通りエメラルド色の海が美しい・・・。傾いてきた太陽が雲の隙間から光を放ち、何とも幻想的な光景に出会いました。

感動と興奮しっぱなしの3時間ほどの滞在で、存分に沖縄の海を感じることができました。

帰る頃には完全にくもり空になってしまい、夕日は断念・・・。

海岸沿いではなく、本部半島の真ん中を走る山間ルートで戻ります。

山の中ですがきついカーブもなくとても走りやすい道で、木々の間を抜ける風が心地よく感じます。

この県道84号は、沖縄そばの店が並ぶことから「そば街道」と呼ばれていますが、走っているとカフェの案内看板が多いような・・。

調べてみると、現在では「森カフェ」と呼ばれる亜熱帯の森に囲まれたカフェが多く点在しているそう。

途中、84号沿いにある「お菓子御殿名護支店」に寄り道。

店内はとても広々としていて、試食の多さに驚きます。

色々と試食しましたが、最後はやっぱり「お菓子御殿といったら紅芋タルトでしょう・・」と定番を購入し、満足してホテルへと戻ります。

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名護市街は混雑していて抜けるのに時間がかかり、ホテルに着いたのは18時30分過ぎ。

本部半島の定番観光スポットは比較的近距離の範囲にあるので、車で移動しやすいコースでした。

海、山、観光スポット、それぞれに魅力たっぷりのドライブを楽しむことができました。

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