「やんばるを満喫! 本島北部ドライブ 」ルート説明

  • ルート
    A:ホテル→B:辺戸岬→C:大石林山→D:→E:ホテル
  • 所要時間  約9時間

沖縄本島の北部は、「やんばる」と呼ばれる亜熱帯の森が広がる地域。西海岸のルート58を北上して沖縄本島最北端の辺戸岬を目指し、観光スポットで北部の自然を満喫して、行きと同じ道を戻ってくるというコースです。天気は晴れのちくもり。9時に出発です。

道の駅でお土産探し そして本島最北端の辺戸岬へ

ホテルを出発して北上を続けるルート58は、まさにシーサイドビューのドライブ。

「沖縄の海って本当にキレイ!」と何度も感激しつつ、海を眺めながらの気持ちのいいドライブでテンションが上がります。

ヤシの木越しの海も臨め、リゾートホテルも建ち並ぶ道。

これぞ沖縄ドライブの醍醐味です!途中で、「道の駅ゆいゆい国頭」に立ち寄ることに。

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中に入ると、大きなヤンバルクイナのぬいぐるみがお出迎え。たくさんの特産品が並んでいますが、「奥みどり」「からぎ茶」というお茶、たんかんのジャムや薬膳華みそなど、自然が豊富な地域なので国頭の農産物を加工した商品も多いようです。

さらに北へと走っていくと、だんだん車の数も減っているような・・・。

観光バスとすれ違うことも少なくなり、コンビニや飲食店もなくなって、それがかえって足を伸ばして遠くまで来たという気分を盛り上げてくれます。

道の駅から25分ほど走って、本島最北端の辺戸岬に到着。

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遊歩道を歩いて岬の先端から海を眺めると、先程見ていた穏やかな海とは違う荒々しい波。

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珊瑚が隆起したという切り立った断崖絶壁が続き、ダイナミックな光景です。天気がよければ鹿児島県の与論島も見えるそうですが、霞んでいて残念ながら見ることはできず・・。

沖縄の海の違った一面を見たような感じがします。

パワースポット 大林山石

次に「大石林山」に向かう途中、展望台の案内板が・・。

「すぐ近くみたいだから、行ってみようか」と軽い気持ちで案内板に従って走ると、対向車とすれ違うのが大変な細い細い上り坂。

やっとの思いで苦労しながら辿り着くと、そこには突然ヤンバルクイナの形をした巨大な展望台が出現!

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階段を上がると、辺戸岬周辺が一望できます。

でもその景色よりも、ヤンバルクイナの巨大さとリアルさが目に焼き付いて、夢に出てきそう・・・。

元の道に戻り、5分ほどで「大石林山」へ。

ここは昔から聖域とされてきた安須杜(アシムイ)の山にあるスポット。

駐車場に車を停めてマイクロバスに乗り込み、未舗装の道を5分ほど登ります。

まずは、スタート地点にある「アシムイカフェ」で「ヒラヤーチー」を食べることに。

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沖縄風のお好み焼きということですが、見た目も味もチヂミそっくり。

自生する薬草が入っているそうで、もちもちの生地の中に、ヨモギのような味を感じます。

お腹が満たされたところで、トレッキングに出発です。

巨岩や奇岩、亜熱帯の森、美ら海展望台などの4つのコースがあり、私たちはこれらを組み合わせて1時間30分ほど歩くことに。

巨岩や奇岩コースは、2億年前の石灰層が隆起してできたという熱帯カルスト地形。

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様々な形の大きな岩に囲まれた道を歩くと、「何これ・・」と思わずつぶやいてしまうような、日本とは思えない景色が広がっています。

次の美ら海展望台からは、辺戸岬や大海原の大パノラマ。

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はるか遠くには与論島!頑張って歩いてきてよかった・・・。

最後に亜熱帯の森コースを歩きます。

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亜熱帯ならではの樹木が見られ、枝から木根を垂らす巨大ガジュマルや岩の間から生えたソテツの群落など、初めて目にする景色ばかり。自然の息吹を感じるだけでなく神秘的な雰囲気に満ちていて、パワースポットたる所以がわかります。

新鮮な驚きと感動でたくさんのパワーをもらい、ルート58を戻って次のスポットへと向かいます。

美しき離島 古宇利島

戻る途中で、「茅打バンタ」に寄り道。

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「バンタ」とは「崖」のことで、標高80mあるという崖の上に展望台があります。

海岸線に迫る山とこれまで走ってきた道、そして東シナ海を眺めることができます。

帰り道は少し日が傾いてきたこともあり、北に向かう時とはまた違った色の海を見ながらのドライブ。

そして今日最後の観光スポットである古宇利島へ。

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離島である古宇利島へは全長約2㎞の古宇利大橋を渡りますが、ここから見る海が絶景!

雲が多い空模様ですが、橋の両側には薄いブルーのグラデーションに覆われた海が広がり、まるで海の上を走っているかのよう。

「うわー!!」と叫ばずにはいられません。

橋の上に駐車することはできないので、たもとにある駐車場に停めて古宇利ビーチへ。

多くの観光客が、思い思いに海を眺めています。

澄みわたる透明度の高い海に、ため息が出るほど。

海水浴シーズンは多くの人でにぎわうビーチも今は静かで美しく、ずっと眺めていたい景色です。

古宇利島では、「古宇利オーシャンタワー」に立ち寄ることに。

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ここは貝の展示館やショップ、レストランなどを併設した展望施設。

タワー上層の展望スペースから眺めると、海の上にまっすぐ伸びる古宇利大橋がよく見えます。

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その後せっかくなので、古宇利島をぐるっと一周約8㎞のドライブ。道は海沿いを走るわけではなく、道の周りはさとうびき畑が多いよう。

私にとっては、沖縄らしいさとうきび畑を見ながらのドライブも楽しいもの。古宇利大橋の反対側まで来ると、「ハートロック」の看板が。

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ここはアイドルグループがCMの撮影をしたことから、人気のスポットになった場所です。

夕方にもかかわらずビーチにはたくさんの観光客がいて、写真を撮っている様子。

波があって岩に近づくことはできず、私たちも写真だけ撮ってすぐに車に戻ります。

あっという間に小さな古宇利島一周ドライブは終わり、再び古宇利大橋を渡って、名残惜しい気持ちを持ちつつホテルへと帰途につきます。

ルート58の海を眺めながらのドライブは最高!天気が良ければきれいな夕日を見ながらドライブできるルートなのですが、今日の夕方はくもりになってしまいました。

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18時10分頃にホテル到着です。沖縄の海とやんばるの壮大な自然に触れてパワーをもらい、リフレッシュできたドライブとなりました。

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